コード・ブルーへの小さな抗議

先週のALS患者に続いて、今週は脳死の子を死なせています。ファースト・ステージはよかっただけに、セカンド・ステージの質の落ち具合は、ショックだ。

ところで、先般出版された、いわゆる「長期脳死」の子どもさんの手記。

長期脳死の愛娘とのバラ色在宅生活 ほのさんのいのちを知って

長期脳死の愛娘とのバラ色在宅生活 ほのさんのいのちを知って

ほのさんのバラ色在宅生活
http://honosan.exblog.jp/

を書籍化したものだが、このブログをコード・ブルーの制作陣は見たのだろうか。たとえば、2009年6月13日の以下のエントリ。

「「長期脳死」の子をもつ母として思うこと その10」
http://honosan.exblog.jp/11297887/

ほのさんが産まれて2週間後に、
NICUの主治医O先生から説明を受けたときに、
脳死状態」なのか、「植物状態」なのか、とうさんかあさんは、問いつめなかったと。

すると、それを聞いたT先生は、
脳死状態」なのか「植物状態」なのか、はっきりさせる必要はありません、と。

かあさん、
「それは、ほのさんが生きているということですか?」

T先生、
「あたりまえです!」

いつも穏やかで優しいT先生が、すごく語気を強めておっしゃった。

これも。
森岡正博臓器移植法改正について思うこと」
http://www.lifestudies.org/jp/news.htm