コード・ブルーへの小さな抗議
先週のALS患者に続いて、今週は脳死の子を死なせています。ファースト・ステージはよかっただけに、セカンド・ステージの質の落ち具合は、ショックだ。
ところで、先般出版された、いわゆる「長期脳死」の子どもさんの手記。
- 作者: 西村理佐
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2010/01/29
- メディア: 単行本
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ほのさんのバラ色在宅生活
http://honosan.exblog.jp/
を書籍化したものだが、このブログをコード・ブルーの制作陣は見たのだろうか。たとえば、2009年6月13日の以下のエントリ。
「「長期脳死」の子をもつ母として思うこと その10」
http://honosan.exblog.jp/11297887/
ほのさんが産まれて2週間後に、
NICUの主治医O先生から説明を受けたときに、
「脳死状態」なのか、「植物状態」なのか、とうさんかあさんは、問いつめなかったと。すると、それを聞いたT先生は、
「脳死状態」なのか「植物状態」なのか、はっきりさせる必要はありません、と。かあさん、
「それは、ほのさんが生きているということですか?」T先生、
「あたりまえです!」いつも穏やかで優しいT先生が、すごく語気を強めておっしゃった。
これも。
森岡正博「臓器移植法改正について思うこと」
http://www.lifestudies.org/jp/news.htm